日記

■実は最近PCのマスタードライブが逝ってしまい後付けHDDに全データ移動、HDD交換→復旧作業で全然他の事ができてませんでした。ビデオドライバもサウンドドライバもまだ入れてないのでまるでセーフモード状態な上現在もインターネットのみ使用可能というかなり男らしいPCで更新中。

■うちのPCが逝ってしまってる間パラゴーのイベントとか勢力的に行われてたみたいですね。ちなみに限定ピクチャーレーベルはMISAKIでしたが各個人をしらな過ぎるため正直喜んでいいのかも良くわからなかった。CDEXTRAの方はPVフルバージョン収録でその他のオプションも充実していたため個人的には納得です。楽曲的にも初めはややトラックに単調さを感じたりブレイクトラックでの物足りなさを感じたが聞き込むとこれはこれでパーティーチューンならではの味がある。リリックも例えるならワンピース主題歌的な世界観。カップリングも前作のB面「PARTY NIGHT」LIKEにアブストラクト風アレンジに仕上がってて現在のパラゴーの描く方向性が良く表れていたと思います。握手会に行きたいとまでは思っていないがライブにはやはり参加してみたいと思った。

■スペジェネPVと待ちに待った推定少女のセカンドアルバム「17's HEAVEN」本日フラゲ日。今回はDVDも別途販売との事で共に個人的には必須アイテム。昨年の年末ライブでお披露目されたリノの弾き語りソロ曲を早く聴きたいのでさっそく買いに行ってこようと思います。

■録画しておいたハロモニやっと鑑賞。前回のハロモニ2次審査通過組みの中で個人的に気になっていた稲垣恵子(13歳)が4次審査候補5人の中に残っていた。でも正直前回の初見で思ったより年齢に反して既にかなり色がついてるなという感想を持ってしまった。もしこの子たちの中から誰かが娘。入りしたら自分は推せるのであろうかまだ不明だが桃子と同じスッペシャルな世代という事だけで無意識的に淡い期待を抱いてしまう。

なんだか過去に比べファンさえもアイドルというものへの視点や考察力が随分と渋くなってしまっている現状。これに対しては明らかにハロプロの影響力は否めない。純粋にアイドルを楽しむという事が出来難くなっている21世紀になってしまったのは個人的には喜ぶべきことではない気がする。
■自分はあくまでアイドルファンとしての視点で物を考えているためもちろん加入してくるメンバーの気持ちなんてわからないが、新メンバーとして加入してくるであろうまだ見ぬ彼女たちの抱く「希望」そして華やかな芸能界という未知なる世界に足を踏み入れる事への「期待と不安」という観点で想像の領域ではあるが様々な考察を抱いている事くらいは予測はできる。

しかし彼女たちにとっては現在のアイドルファンの現状など全くといっていいほど皆無であろう。アイドルとファンの関連性に対して深く理解しているほうが不自然であるし気持ち悪い。つまりは彼女たちがアイドルになるという事に対して希望や期待を抱くと時を同じくして、アイドルファンが抱えてしまう不安感など思いも寄らないのだろう。何よりファンというもの自体がアイドルというカテゴリ自体にこんなにも強く抱いている理想や期待、ましてや不信感を持っているというリアルな現状なども当然知る由もなくこの世界に入ってきてしまう。

新メンバーが入ってこようがどんな魅力的なアイドルがドロップされようが、いつの時代も事務所の教育や本人の自意識に全てを委ねる事以外何もできないアイドルファン。この一方的なシステムが当然の如く成り立ちいつも受け入れる立場でしかない消費者であるアイドルファン。しかしその弱い立場とも言える「ファン」の存在よって成立し、そこで初めてシンデレラストーリーが生まれる可能性を持ちうる全てのアイドル達。それをこれからのスッペシャルな世代から生まれてくるアイドル達がこの世界に入ってどれだけ理解でき、実行してくれるのかさえわからない。

こんな手探りとも言えるアイドルファンの現状の中ではあくまで何かの「きっかけ」が引き金となってアイドルファンをやめてしまう人たちの存在も自分たちアイドルファンにとっては大きな問題である。もちろんそういう人たちを否定する要素は今の現状から見て何もないしむしろ自分も心が揺らぐ事もある。多くのファンが「ファンを辞めてしまっても仕方ない」と思えてしまう理由も充分過ぎるほどに認知している為、今後その状況が打破されるとも決して言い切れない今のアイドル業界は相当危険だ。

数年前とは明らかに違うフォルムではあるが、現在の自分はあくまで自分なりの方法ですが何とか納得できているためもう少しはアイドルというものに対して興味を持ちつづけることはできそう。しかし主にハロープロジェクト中心に混沌とした今のアイドル業界、見方が変わってしまう材料が多すぎる故に本当にリアルなファンというものがいなくなる日も遠くないのかもしれない。むしろ業界側がリアルポッセなど必要ないという意向なのであれば今後排除される可能性も考えられる。

結局はその問題に対する疑問提議をいくらファンの中で討論されようが思案しようが何も状況は変わらない。この矛盾しきった脅威のシステムが変わらない限りはどれだけ自分をごまかし納得させられるかが鍵となってしまうと思われるが、とにかくファンとしてステイする立場のものが取れる行動としてはやはり今後のスッペシャルな世代から生まれてくるアイドルたちにもっと気軽にエンジョイできるファンタジーの提供を期待する事しかできないのであろう。